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『オススメの大学は?』東京大学と京都大学を徹底比較!!

こんにちは

春ももう終わりですね…..

今回は東大と京大について書いていきたいと思います。どちらも日本最難関大学として名を馳せていますね。これを読んでいる人の中にもこのどちらかの大学を志望している人が少なからずいるはずです。

そこで、この二つの大学を京大出身である私が比較していきたいと思います。東大にも京大にもそれぞれ特有のメリットがありますので、進学するのであればそのメリットを存分に活かしましょう!

東京大学

東京大学安田講堂

基礎データ

  • 設立:1877年
  • 学部:法学部 、医学部 、工学部 、理学部 、農学部 、経済学部 、教養学部文科、教養学部理科 、教育学部 、薬学部
  • 主要キャンパス:駒場、本郷、柏、中野、白金
  • 生徒数:男子2522人、女子610人(平成30年度前期課程)
  • 偏差値:71〜75(Benesse マナビジョンより)
  • THE世界大学ランキング2019:第42位
  • ノーベル賞受賞者:11人(2018年10月時点)

東大の特徴

東大の特徴といえばやはり進振り制度でしょう。

東大では、1,2年次は前期課程であり、リベラルアーツ教育といった教養科目を学びます。そこでの成績をもとに後期課程の学部学科が決まります。

なので、人気な学部学科に行きたければ大学に入ってからも勉強をすることになります。

また、東大は官僚への太いパイプを持っています。実際に、キャリア官僚の約20%が東大出身者です(2017調べ)国家公務員になりたいという人にとって、東大に入ることは大きなメリットとなります。

東大のメリット

では具体的に東大に入るメリットを見てみましょう。

日本一の大学という肩書きが得られる

まずは学歴において非常に有利でしょう。大手企業では学歴によって書類選考をされるところもあるので、就職する際に東大の肩書きはこの上ないメリットになります。

合コンとかでも『えー!!東大なのー!!!?すごーい!!』といった悲鳴を聞くこともできます(笑)

とまれ、東大生としてみられる社会的な視線というものには至福を感じることだと思います。

日本の政治、経済の中枢にあるという好立地

東京には官公省庁、大手企業の本社など皆の憧れの就職先が目と鼻の先にあります。そのため、就職の際には割と気楽に就職先に訪問できたりします。

また、東大 OB,OGもそれらの人気就職先に多数就職しているため、 OB,OG訪問によって他の就活生よりも優位に立つことも可能です。

就活の上で視野を広げたい、いろんな就職先を訪問してみたいという人にとって、東大はこの上ない選択肢でしょう。

日本最高峰の研究機関が名を連ねている

東大では就職だけでなく、研究も盛んです。

その証拠に、2016年度の「科学研究費助成事業(科研費)」の総配分額は217億円、全体の約1割と、日本の大学中最高額を誇っています。

また、ノーベル賞科学分野の受賞者は8人とこれまた日本最多です!!

日本最高峰の研究がしたい!という人は、東大に入学するのも選択肢の一つかもしれません。

海外の有名機関にもコネクションがある

これをみている人の中にも、留学をしてみたいという人は多いのではないかと思います。

東京大学は世界的にも評価の高い大学ですので、海外の有力大学とも強いコネクションがあります。

しかも、全学交換留学を利用すれば、そういった海外の有名大学に授業料、入学金免除で留学できます。

さらにそれだけではなく、宿舎を優先的に確保してくれるなど、特段の優遇がなされます。

倍率もあまり高くないので、東大に入れば海外の有名大学に有利に通うことができます。

入試に関して

東大の試験の特徴について見ていきましょう。

科目について

  • 国語:文系大問4問、理系3問
  • 数学:文系大問4問、理系6問
  • 地歴公民:文系2科目選択、理系なし
  • 理科:文系なし、理系2科目選択
  • 英語:文理共通問題

東大入試の特徴

東大入試の特徴を一言でまとめるなら、範囲が圧倒的に広いです。

その最たるものが英語で、英語での要約、文法、長文読解、小説、リスニング、英作文etc…と見るだけで気が狂ってしまいそうなくらい様々な分野から出題されます。

しかも文理共通問題なので、理系にとってはこの上ないイジメですorz…

さらに、地歴公民、理科は全記述式です。解答用紙がノートのようになっていて、そこに自分の解答を記述していくタイプなのです。このような解答様式はおそらく東大のみであると思います。ほとんどの大学は答えのみを解答欄に記入するタイプですので…

私は模試を受けた時にあまりにできなくて遺書を書いてしまいそうになりました(( _ _ ))..zzzZZ

東大入試はその範囲の広さから最も対策に時間がかかる大学であることは間違いありません。小手先の技術は全く通用しないため、基礎から丁寧に学習していく必要があります。

合格最低ラインについて

ここまできて心折られた人も少なくはないと思います。

『こんな難しい試験でどれだけ得点しなけりゃならないんだ…』と不安に思っている人もいるでしょう。

しかし安心してください。

東大入試において、合格最低ラインはあまり高くないです!

以下に合格最低点を示します。

2019年度 東大合格最低点(東大塾より一部抜粋)

  • 文一:352(64.0%)
  • 文二:358(65.1%)
  • 文三:343(62.4%)
  • 理一:335(60.9%)
  • 理二:330(60.0%)
  • 理三:385(70.0%)

得点率は文系が65%前後、理系が60%前後(理科三類を除く)となっており、思ったほど高くはないと思います。(それでも入試の難易度からすると難しいのですが…)センター試験の結果も含まれているので、二次試験での得点率はこれよりも低くなります。実際、数学で2問すれば受かったという報告もよく聞きます。

東大入試においては、完璧主義を捨て、要領よく問題を解き進めて得点を稼いでいくことが重要です。

京都大学

京都大学楠前

基礎データ

  • 設立:1897年
  • 学部:総合人間学部、文学部、教育学部、法学部、経済学部、理学部、医学部、薬学部、農学部、工学部
  • 主要キャンパス:吉田、桂、宇治
  • 生徒数:男子10171人、女子2946人(学部学生)
  • 偏差値:67~75(Benesse マナビジョン調べ)
  • THE世界大学ランキング2019:第65位
  • ノーベル賞受賞者:8人

京大の特徴

京大の特徴は何と言っても自由の学風です。

京大では、1年次に教養科目を履修して、その後専門科目を履修するといった流れなのですが、進振りがないので、自由に科目を選んで履修できます。また、他学部の授業を聞くことができるのも京大ならではだと思います。

さらに、京大は研究がとても強いです。最近では東大も研究に力を入れているようですが、京大には研究の強みが受け継がれており、また、研究室と学生の関係も密になっています。入学早々研究室で研究することも京大では夢ではありません。研究が好きな人にはたまらなく魅力的な環境となるでしょう。

京大のメリット

では、京大のメリットについて見ていきましょう!

圧倒的に自由である

なんども言いますが、京大はとても自由です!!

学問についても制約がないので、突き詰めればどこまでも探求できます。東大だと、進振りによる教養科目の成績を気にしなければなりませんが、京大はそんなのお構いなしに勉強できます。

また、教授と学生の関係も対等に近いので、教授が学生と議論を交わすということもよく耳にします。何れにしても、京大には学生の自主性を重んじるという文化があるのです。

世界最高峰の研究設備の利用における自由度がとても高い

京大には東大に負けずとも劣らない優れた研究設備が整っていますが、それだけではなく、研究に対しての自由度もずば抜けています。

それはつまり、自分のやりたい研究を実行できる!ということです。

他の大学では研究をやりたくても、設備が不十分であったり、設備があっても使わせてもらえないといったことがよくありますが、京大では優れた設備を思う存分使うことができます。ですので、研究テーマも非常に多彩で、優れた研究者を数多く輩出してきているのです。

自由の学風が生み出す個性というのは、京大最強の強みです。

日本最古の都である京都にあるという文化的に価値のある立地

立地については東大の方でも書きましたが、京大の立地も目を見張るものがあります。

それは、文化的に価値が高い京都という場所に存在するということです。

それゆえに、近くには文化遺産、世界遺産など、様々な文化的財産が存在し、観光のみではなく、学術的教養を深めることができます。

また、東京よりも街全体が落ち着いており、勉学に励むには立地は最適であると思います。

教授と学生の距離が近い

これも京大ならではの伝統なのですが、教授と学生の距離がとても近いです。

ですので、教授と学生が議論したり、一緒に飲みに行ったりすることもよくあります。(だってあの山中伸弥教授でさえ、学生と一緒に飲みに行ったりするとかいうのですから驚きです)

専門的な分野をいち早く学びたいという人にとってはとても良い環境だと思うので、京大を是非受験してみてください。

入試に関して

京大の試験の特徴についてみていきましょう。

科目について

  • 国語:文系4問、理系3問
  • 数学:文系4問、理系6問
  • 地歴公民:文系1科目選択、理系なし
  • 理科:文系なし、理系2科目選択
  • 英語:文理共通

京大入試の特徴について

京大の入試は一言でいう一問が重いです。

東大ほどの範囲の広さはないため、一見すると簡単そうに見えるのですが、一問一問に深い考察を求められます。

例えば、英語においては、長文を訳すると行ったシンプルな問題が、哲学に関する深い問いに関するものであったりと、テーマが難解であり、どのように訳するかを深く考えなければならなかったりします。

一問の重さは東大よりも上ですが、しっかりとした対策をしていれば得点することができるため、そういった意味では東大入試よりは易しめです。

合格ラインについて

合格ライン最低点の得点率を見てみましょう。

2019 年度京大合格最低点(京大塾より一部抜粋)

  • 総合人間学部:文系507.74(63%)、理系496.50(62%)
  • 文学部:480.26(64%)
  • 教育学部:文系547.64(61%)、理系588.01(65%)
  • 法学部:527.04(64%)
  • 経済学部:文系525.80(66%)、理系587.70(65%)
  • 理学部:740.50(62%)
  • 医学部:医学科913.30(73%)、人間健康科549.18(55%)
  • 薬学部:619.41(65%)
  • 工学部:地球工621.43(62%)、建築644.91(64%)、物理工649.33(65%)、電気電子工628.06(63%)、情報662.81(66%)、工業化614.76(61%)
  • 農学部:668.05(64%)

合格最低点は文理ともに65%前後となっています。東大よりは少し高いという印象ですが、入試の難易度、範囲からすると、そこまで高い得点率というわけではないです。

京大は深く考える問題が多いと言いましたが、そういったタイプの問題は問題集をやりこむことによって対処ができるという点で、要領の良さを要求する東大よりも対策がしやすいです。

そういった面と、大学そのものの質を考慮すると、京都大学は非常にコストパフォーマンスに優れた大学であると思います。

最後に

東大と京大を比較してみましたが、いかがだったでしょうか。

私自身の感想としては、東大は難易度の高い入試を突破する事で得られる圧倒的な権威性、京大は最高峰の設備と研究に対する高い自由度に魅力を感じています。

東大の権威性、京大のコストパフォーマンスの高さ、どちらも魅力的なので、大学を選ぶ際にはぜひそれぞれの大学について調べて、その良さを実感してから入試に臨むとやる気も一段階アップするはずです。頑張ってください。